Mac Big SurでDnsmasqサーバーが認識されなくなった件
MacのOSをBig Surにアップデートした後に色な問題が発生しています。その中で一つを紹介&対応方法を生理して見ました。
環境設定
Raspberry Pi 3+にDockerコンテナを構築してウェブ、DBAなどのイントラネットを構築してそのウェブサービスのドメインを整理してDnsmasqのコンテナに登録、LocalのネットにDNSサーバーとして登録している状態です。
参考: https://fatty-rabbit.hatenablog.com/entry/2020/02/07/000000
Macの設定
resolverの登録を行いました。例えばraspberryのIP(dnsmasqがexposeした)が「172.16.221.18」の場合
% sudo mkdir /etc/resolver/ % sudo vi /etc/resolver/localnet.intra search local nameserver 172.16.221.18
また、ネットワークの設定で以下の順でDNSを登録
172.16.221.18 8.8.8.8
Dnsmasqの設定
先ずはdnsmasq.confです。
# Do not use /etc/hosts as nameserver no-resolv # Use this file as a hosts file addn-hosts=/etc/hosts-dnsmasq # プライベートIPアドレスの逆引を上位のDNSへ問い合わせない(無駄なので) bogus-priv # Log all dns queries log-queries
マックのネットワークのDNSに8.8.8.8を設定しているので、Upstream DNS Serverの「server」設定はしてないです。
hosts-dnsmasqの内容です。
127.0.0.1 local 127.0.0.1 mailhog.local 127.0.0.1 a.local 127.0.0.1 b.local
これで実際digやping、ブラウザで表示が正常に表示されていました。
Big Surのアップデート後の現象
ブラウザとpingで本当にたまに反応があるだけで殆ど使用していたlocalドメインが認識できなくなりました。digでDNSサーバーとして正常に動いていることは確認できます。
対応方法
理由が分からないですがので解決方法だけ書くのが恥ずかしいですが、一応書くと以下の行をdnsmasq.confに追加追加するだけです。
+ # Upstream DNS Server + server=8.8.8.8
理由が分かる方是非連絡ください。